問題:
a) 半径10cmであるガラス棒(n=1.5)の磨かれた凸面の屈折力は空気中ではいくらですか?
b) 同じガラス棒が水(n=1.33)につけられたあとその屈折力には何が起こりますか?
答え:
a) P=
P=+5ジオプター
b) P=
P=+1.7ジオプター。つまり、水につけることによりガラス棒の屈折力が減らされたのです。
薄いレンズについて言えば、P=;
単一面もまた焦点距離があり、上式と同様にそれらの距離を決定するには屈折力に対する逆数の関係を使うことができますが、物体と像の空間の屈折率を考慮しなければなりません。
Psurface=
これが意味するのは、空気と水の境界面が+5ジオプターの面屈折力を持つなら、空気中でのfは、つまり、+20cmとなりますが、水の中ではf’(無限遠に位置する物体の鮮明な焦点の位置)==26.5cmであり、面の右にできるということです。
これは面の片側の媒質が空気であれば高密度の媒質中にある第2焦点は第1焦点のn’倍、f’=n’fとなり、利用しやすい関係であることが分かるでしょう。