第4章 非正視の矯正

 あなたの現在の素養で、屈折異常の矯正は本当に確かなことになります。要約すると、無限遠を任意の目の遠点に映し出すのが“矯正”レンズです。定義によれば全てのレンズは無限遠をそれらの第2焦点(F)に映し出しますので、あなたがしなければならないのは矯正が必要な目の遠点とFを一致させるような位置にレンズを置いてやることです。これでその特定のレンズをその特定の目の“矯正”レンズとすることができるでしょう。その推論は重要であり、与えられた目を1以上のレンズが“矯正”することができるのです。